対話場面のデモで具体的にわかる!
特色
できない、やらない、変わらない、を自発的な行動に変える方法が分かる。
対話場面のデモンストレーションを見て日常での活用法を具体的に理解できる。
動機づけ面接は、医療の現場で「相手の変化を促す」効果が認められている面接法です。効果を得るために押さえるべき面接のポイントがわかりやすく整理されているので、心理職、医療や福祉の現場における対人援助にはもちろん、日常におけるさまざまな面接場面で初学者でも活用しやすい特徴があります。このセミナーではポイントを分かりやすく解説、デモンストレーションで見ていただくことで、皆様がより活用しやすくなるよう作成しています。この機会に、対人援助職として、また管理者として、相手の変わりたい気持ちを上手に引き出して支援するスキルを身に付けて下さい。
プログラム
1.どうしたら人はやる気になるのか?
2.やる気を引き出すための具体的行動
3.動機づけ面接の基本
4.実際に見てみよう
5.動機づけ面接のプロセス
1.どうしたら人はやる気になるのか?
●勉強しない子どもの例で考えてみる
●健康行動、禁酒や禁煙、部下の育成などでも
●「本気になってないから」という捉え方
2.やる気を引き出すための具体的行動
●人は「両価値性を抱いている」という見方
●勉強しない子どもの両価値性とは?
●両価値性を探してみよう
●両価値性にみられるチェンジトークと維持トーク
●人の「間違い指摘反射」に注意
3.動機づけ面接の基本
●変わろうとする動機づけを高める
●両価性を解消していく
●変化に関する言葉に着目する
●話の聞き方によって方向が変わる
4.実際に見てみよう
1)3種類の面接スタイルを意図して使う
●デモンストレーション1
—励まし、説得、少しのおどかし、アドバイス
●デモンストレーション2
—できない理由を傾聴する
●デモンストレーション3
—やりたい気持ちを丁寧に聴く
(質問と積極的傾聴)
2)動機づけ面接のスピリットとスキル
(OARS)
●スピリット
(パートナーシップ、受容、思いやり、引き出す)
●スキル(開かれた質問、是認、聞き返し、要約)
●デモンストレーション4
—開かれた質問と傾聴(Open Question)
●デモンストレーション5
—是認(Afermin)、聞き返し(Refrecting)、
要約(Summarizing)
5.動機づけ面接のプロセス
●4つのプロセス
(かかわる、焦点化する、引き出す、計画する)
●動機づけ面接を日常に取り入れる
●デモンストレーション6
—スキルを使って、両価性を探して、
具体的な行動につなげる支援