1.理解を深める体液などの基礎知識のおさらい
1)体液分布の原理などの基礎知識
2)サードスペースと浮腫
3)浸透圧とは?
4)輸液と輸血の違い
5)練習問題
●1日の発汗量が1500mlであった場合、
水分はどれだけとればよい?
●出血時、輸血を開始する基準は何がよい?
2.急性期の輸液管理に生かす水・電解質の理解
1)水と電解質
2)水とNaで考える体液異常
3)水とNaで考える脱水症
4)水とNaで考える低Na血症と高Na血症
5)練習問題
●Na欠乏型脱水はどのようなときに起きるでしょうか?
●水だけが失われるタイプの脱水のとき、
どんなホルモンが何をするでしょうか?
3.急性期の輸液管理に生かす酸塩基平衡の理解
1)酸塩基平衡の考え方
〜どうやってpH=7.4に保っているのか?
2)アシドーシス・アルカローシス
3)呼吸性と代謝性
4)治療戦略
5)ピットフォール:代謝性アシドーシスの補正
6)練習問題
●胃液を嘔吐すると、なぜアルカローシスになるの?
●PaCO2が通常の2倍になると、
pHはどれだけ低下するとおもう? など
4.急性期輸液管理に必要なモニター・検査
1)血圧・脈拍数・尿量・CVPなどの古典的なモニター
2)非侵襲的な心拍出量測定法
3)SVVなどの新しいモニター
4)呼吸のモニターで輸液量を評価する?
5)練習問題
●体重測定が有用になるような病態とは?
●SvO2が改善しても病態が
改善しない場合がある、どんな時? など
5.急性期領域における輸液の実践知識
1)急性期領域における輸液療法の考え方
2)押さえておきたい輸液製剤の特徴
(1〜4号、電解質、糖質、栄養)
3)輸液の選択、量、質、速度の考え方
4)in/outバランスの考え方
5)輸液をどこから、どのように?
6)練習問題
●維持輸液を急速投与してはいけない理由は? など
6.さまざまな症状、状態における輸液
〜それぞれの問題点と管理のポイント
1)脱水 2)出血
3)心不全 4)敗血症
5)脳浮腫 6)食道がん術後
7)練習問題
●イレウスで尿量が得られないので
細胞外液を急速輸液したら2時間で
5000ml入ってしまいました、入れすぎ? など
7.まとめ
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