「自分で考える」「自分から学ぶ」をサポートして
指導効果を高めるポイントを具体的に!
OJT・Off-JTで考える力を伸ばす指導の工夫
看護師の役割拡大に伴いより看護師には幅広い知識が求めれています。また、一度学んだ情報や技術も変化の早い医療現場においては情報の更新や応用することも重要になります。 そのため、記憶力より思考力が重視され、自ら考える力の醸成が求められています。教育や指導の在り方も従来の教える指導のほか、教えすぎずに「自分で考える」「自分から学ぶ」をサポートすることも大切になります。本セミナーではこれをサポートするための実践ポイントを具体的に解説していきます。今の指導法に「教えすぎない指導」を加えることでより良い人材育成・組織作りを目指します。
プログラム
1.教えすぎない指導とは? その狙いは?
2.教えすぎない指導の基本
3.学ぶ力・考える力を伸ばす!教えすぎない指導の実践
4.場面別・タイプ別学ぶ力・考える力を伸ばす
5.感情を学ばせる
~主体的に感情と向き合い仕事へのエンゲージメントを高める
1.教えすぎない指導とは? その狙いは?
●教える指導と教えすぎない指導
●「教えにくいスキル」をどうするか
~形式知と暗黙知
●教えすぎない指導のメリットと課題
2.教えすぎない指導の基本
●指導者主導のティーチングと答えを引き出すコーチングの使い分け
●コーチングで必要な3つのスキル(質問・聞く・フィードバック)
●相手に問いかける効果とそのテーマ
●若手へのコーチングは目標確認と振り返りに使う
●ベテランへのコーチングは経験の整理と柔軟思考につなげる
3.学ぶ力・考える力を伸ばす!教えすぎない指導の実践
【学びのギアが上がる動機付け】
●過去の幸福感は心理的資本を増やす
●どんなモチベーションだったのか? ~内的動機? 利他的動機? 成功達成欲求?
●行動につなげる質問
~スモール・スタート、絞り込み、選択肢の確認
【失敗を学びにつなげるフィードバック】
●“事実を”“タイムリーに”“役立つ情報を”伝える
●失敗の捉え方
~行動に切り替える問いかけ
●行動の停滞期・スランプのケース
【受講生の興味を引き寄せるワーク】
●経験や知識を活かす
●自分のリソースを気づかせる
●仕事に生かすポイント
【面談の進め方 ~ビジョンで相手の考えを引き出す】
●安心の土台を固める
●相手が話しやすくなる質問の流れ
●肯定的なフィードバックがポイント
●ビジョン・シートの活用で考えを可視化
4.場面別・タイプ別学ぶ力・考える力を伸ばす
【落ち込みやすいタイプ】
●ネガティブ感情を学ばせるメリット
●ストレスを未然に防ぐ予防行動
●ストレスへの対処行動
●ミスをして落ち込んでいる場合の対応
【指示したことを行わない】
●考えられる原因とその対応
~理解不足・注意散漫・ストレス
【前向きな行動が見られない】
●行動を起こす動機がない
●2つの目標を意識 ~達成目標・なりたい状態
●学習性無力感
●コスパ優先、無駄なことはしたくない
5.感情を学ばせる
~主体的に感情と向き合い仕事へのエンゲージメントを高める
●相手や自分の感情が分からないことでの問題
●ネガティブ感情を自分で学ぶ
●ポジティブ感情を自分で学ぶ
●レジリエンスを高める習慣を身につける