議論を活性化し合意形成を導き出す進め方
職場内の会議、職場外での多職種連携を進める会議などで、「意見を引き出す」「意見をまとめる」というスキルは重要です。しかしながら、会議の進め方について専門的に学ぶ機会が多いとは言えません。本セミナーは、職場内の会議、多職種連携会議等で、「短時間で」「成果が得られる」会議の進め方について解説します。
プログラム
1.なぜ会議・カンファレンスがうまく進められないのか
2.ミーティングマネジメントの基本知識
3.ミーティングを進めるうえでの環境整備・トラブル対応
4.事例で学ぶ会議の進め方
1.なぜ会議・カンファレンスがうまく進められないのか
1 非生産的な会議・カンファレンスで見られる6つの過ち
●メンバーの招集
●事前の準備
●発言しない人への対応
●特定の人の意見に流される
●合意形成が得られない
●具体的行動方針が定まらない
2.ミーティングマネジメントの基本知識
2 ミーティングの5つの種類
●意思決定型
●ブレーンストリーミング型
●評価・フィードバック型
●情報共有型
3 ミーティングを成立させる最低条件
●コンセンサス(合意形成)とアサインメント(割当)
4 ミーティングに必要な5つの条件
●グランドルールの厳守
●意思決定・問題解決など目的の達成
●司会、書記など役割を果たす人がそろっている
●議事次第、準備物などがそろっている
●メンバー間でコーチングが活用されている
5 ミーティングの流れの基本
●準備、開始、運営、終了
3.ミーティングを進めるうえでの環境整備・トラブル対応
6 ミーティングを円滑に進めるための環境整備
●議論を嚙合わせる
●定刻通りに終わらせる
●発言しやすい雰囲気づくり
●アイデアが出やすくする
●Win-Winの関係を築く
7 司会者が避けるべき言動と円滑な会議を進めるための工夫
●避けるべき言動
●コミュニケーションにおける工夫
8 ミーティングにおけるトラブル対処の4つの段階
●聞く、受け入れる、後に回す、対決する
4.事例で学ぶ会議の進め方
準備、開始、運営、終了の4つの段階についてサービス担当者会議、多職種連携カンファレンスの場面を挙げて学ぶ