現場での“研究のネガティブ発言”の解決法
そもそも何を研究すればよいかわからない
これを研究して何かの役に立つのか?
難しそう、面倒くさい…とにかく後ろ向き
指導や支援が負担になりそう などなど…
特色
指導者も研究メンバーも忙しい! お互いに時間的・精神的負担の少ないやり方を
現場の「疑問」「不満」「気がかり」等の“研究の芽”をどう拾い花を咲かせる?
現象を可視化! 思いを言語化! その具体策と指導方法を解説
個人演習で体感・確認しながら基本スキルを習得
臨床現場には研究の芽になるような患者さんや看護師さんの思い、疑問、心に留まる出来事がたくさんあります。とはいえ、多忙な業務を抱えながら看護研究をすることはとても大変です。そのため看護研究にはネガティブムードが付きまとう事も多いです。しかもタイパにうるさいZ世代が研究メンバーになると余計に。このような状況にある看護師さんが「研究って有意義なものかも?」「忙しい中でも負担が少ないね」「テーマや文章を考えるだけでハードルが高いと思ったけどできそう!」等前向きな気持ちになるような、支援方法と看護研究指導のポイントをお伝えします。
プログラム
研究テーマ探しから研究計画書まで“いまどき”の研究指導方法を学ぶ
はじめに
~研究指導者になってしまった…知るべき知識と前向き感情になるポイントは?
1.「なぜ研究をするの?」を前向きに理解してもらうには? 状況をつくるには?
2.事例でスキルを学ぶ何を可視化・言語化する? “充実した研究”に欠かせない!
3.看護実践! リサーチクエスチョンの見つけ方指導
~実践の中にヒントがある! 現場の声をどう看護研究につなげる??
4.文献検討を効率的に行うコツと指導方法
5.まずここがゴール! 研究計画書作成と支援のコツ
研究テーマ探しから研究計画書まで“いまどき”の研究指導方法を学ぶ
はじめに
~研究指導者になってしまった…知るべき知識と前向き感情になるポイントは?
1.「なぜ研究をするの?」を前向きに理解してもらうには? 状況をつくるには?
*指導者自身が知識・スキル・スケジュール等を整理する
*いまどき看護現場&いまどき若者状況をまず考える
*研究スタッフの疑問、ネガティブ感情、後ろ向き発言、悩みへの対応のコツ
*研究指導者が抱える“あるある問題”をどう解決する?
*看護部へのアプローチなどの環境づくりの提案 ほか
2.事例でスキルを学ぶ何を可視化・言語化する? “充実した研究”に欠かせない!
●可視化、言語化のメリットの伝え方
●事例で学ぶ! 忙しさに焦点をあてる場合
1)研究での可視化・言語化とは?
2)何を可視化する? 言語化する?
3)数値・データ化してみよう ~個人演習
4)―事例で学ぶ― 可視化
●アンケートyes noの円グラフ、残業時間と緊急入院数の相関図、ストレス尺度などの平均値を表にする、勤務中の歩数をカウントした結果を示す等々
5)今すぐ数値・データ化できること ―個人演習―
3.看護実践! リサーチクエスチョンの見つけ方指導
~実践の中にヒントがある! 現場の声をどう看護研究につなげる??
1)看護は実践!今日の実践の中にヒントがある
2)対話の中で指導者が研究者に引っ張られないために ~俯瞰を忘れず正しいフォーカスを!
3)難しくしすぎない simple is best
4)疑問につなげられるような質問や誘導 ~指導者と研究者の“忙しい”等の対話例から
4.文献検討を効率的に行うコツと指導方法
1)文献の探し方 ~医中誌・グーグルスカラーなどのデータベースから、キーワードの選び方など
2)文献の選び方 ~原著・学会誌など
3)文献の読み方 ~忙しい中で要領よく行うヒント
5.まずここがゴール! 研究計画書作成と支援のコツ
1)研究計画書に書くこと
基本的な構成(研究動機~研究方法、倫理的配慮まで)
2)看護記録と同じ! 誰が見てもわかるものを
料理のレシピと同じで再現性が大切、看護計画や看護記録のようにシンプルに行う内容を記載していく!
3)文章化のコツ ~場面別に様々な方法をお伝えします